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Kindle読み上げ機能はオーディオブックの代わりになるのか検証してみた

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この記事では、Kindle読み上げ機能を実際に使ってみて、オーディオブックの代わりになるのか検討しています。

目次

  1. 【結論】Kindle読み上げ機能はオーディオブックの代わりになるのか?
  2. Kindle読み上げ機能の使い方
  3. Kindle読み上げ機能とオーディオブックの違いを比較
  4. Kindle読み上げ機能の違和感を解消する方法
  5. 最後に

【結論】Kindle読み上げ機能はオーディオブックの代わりになるのか?

結論、Kindle読み上げ機能はオーディオブックの代わりになると考えます。

ただし、Kindle読み上げ機能ではなくオーディオブックを使うべき人もいますので、メリットとデメリットを解説していきます。

Kindle読み上げ機能で十分な人

  • 読み上げ機能の違和感を許容できる人
  • 実用書やビジネス書を聴きたい人
  • とにかく安くオーディオブックを使いたい人

Kindle読み上げ機能はとても優秀ですが、普通に読み間違えますし、機械音声なので面白みは皆無です。(徐々に機械音声のクオリティも高くなってきていますが…)

これらの点を許容できるのであれば、Kindle本を実質オーディオブック化することができるので、とてもお得に読書ができます。

特に実用書やビジネス書などのジャンルは、内容さえ聴ければ問題ないので、機械音声で聴いても許容しやすいジャンルだと思います。

Kindle読み上げ機能がオーディオブックの代わりにならない人

  • オーディオブックという作品を楽しみたい人
  • ナレーターや声優にこだわりがある人
  • 小説などナレーションが重要になってくる本を聴きたい人

オーディオブックの音読は、プロのナレーターや声優が務めています。

読み間違いの心配はありませんし、シーンに合わせた抑揚のあるナレーションが魅力的です。

特に小説の音読はナレーションが重要なので、Kindle読み上げの機械音声では代替できない部分だと思います。

Kindle読み上げ機能の使い方

Kindle読み上げ機能は、Kindleアプリに標準で備わっている機能です。

ただし、すべてのKindle本が読み上げに対応しているわけではなく、Kindle読み上げに対応している本は、テキストベースの本になります。

Kindle読み上げに対応している本は、「Text-to-Speech」と記載があります。

漫画や雑誌、写真集などは、テキストではなく、画像として認識されるので、読み上げ機能は使えません。

ios端末でのやり方

iPhoneユーザーはこちらの方法で、Kindle読み上げ機能が使えます。

①設定の「アクセシビリティ」を選択します。

②「読み上げコンテンツ」を選択します。

③「画面の読み上げ」を有効にします。

これで準備が完了です。

④Kindle本を開き、2本指で画面の上から下にスクロールします。

⑤Kindle読み上げ機能がスタートします。

android端末でのやり方

Androidでは、「TalkBack」機能を使います。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ユーザー補助」を選択
  3. 「TalkBack」を選択
  4. 「TalkBack」をオンにする
  5. Kindleアプリで読みたい本を開く
  6. 右にスワイプし、ダブルタップで読み上げ機能がスタート

Kindle読み上げ機能とオーディオブックの違いを比較

Kindle読み上げ機能オーディオブック
価格安い高い
聴ける本読み上げに対応しているKindle本全てオーディオブック化されている本だけ
音読の質低い高い
倍速再生4倍まで3.5倍まで

価格

価格では、Kindle読み上げ機能の方が勝っています。

Kindle読み上げ機能を使うにはKindle本さえあればよく、その他に特別なコストは一切かかりません。

一方、オーディオブックを聴くためには、オーディオブックアプリの聴き放題に登録をしたり、オーディオブックを単品購入する必要があります。

また、オーディオブックの価格は、ナレーターの人件費分が商品価格に上乗せされているため、紙の本やKindle本と比較すると高めに設定されている傾向にあります。

聴ける本

聴ける本の数では、Kindle読み上げ機能の方が勝っています。

Kindle読み上げ機能は、読み上げに対応しているすべての本が対象です。

世の中のオーディオブック化されていない本でも、オーディオブックの代わりとして使うことができます。

一方オーディオブックは、オーディオブックとして販売されている本だけしか聴くことができません。

また、オーディオブックが制作されるまでには時間がかかるため、新作の本がオーディオブックのラインナップに加わるまでタイムラグがあるのも特徴です。

音読の質

音読の質では、オーディオブックの方が勝っています。

Kindle読み上げ機能は、機械が読み上げていますので、音読の質は低いです。

読み間違いも多く、そもそも機械音声が苦手という人もいるでしょう。

一方で、オーディオブックはプロの人間の音読ですから、素晴らしいの一言に尽きます。

小説などとは特に相性が良いですね。

倍速再生

再生速度は両者変更できるので大差ありません。

Kindle読み上げ機能のコントローラーでは2倍までしか設定できませんが、読み上げコンテンツ設定の「速度」と組み合わせることで最大4倍まで調整することができます。

Kindle読み上げ機能の違和感を解消する方法

読み方を設定する

あらかじめ、読み方を設定しておくことで読み間違いを防ぐことができます。

ただし、一字一句設定する必要があるため、完璧に設定することは不可能に近いです。

頻出単語で読み間違えてほしくないものを設定すると良いと思います。

読み上げコンテンツ設定の「読み方」を選択します。

読み方を設定することで、読み間違いを防ぐことができます。

音声自体を変更する

機械音声の種類を変更することもできます。

読み上げコンテンツ設定の「声」を選択します。

「日本語」を選択します。

「声」を選択します。

機械音声の種類を選べます。サンプルを再生してみて聞き取りやすいものに変更しましょう。

「拡張」という高品質バージョンが用意されている音声もありますが、個人的にはSiriの方が自然な感じがして聞き取りやすかったです。

最後に

この記事では、Kindle読み上げ機能を実際に使ってみて、オーディオブックの代わりになるのか検討しました。

要点のまとめ

  • Kindle読み上げ機能を使えば、コストを抑えて本をオーディオブック化できる
  • 機械音声の違和感は、設定を変更することで軽減できる
  • 音読の質にこだわる人はオーディオブックの方がおすすめ

音読の質に目をつむれば、Kindle読み上げ機能は非常に便利な機能だと実感しました。

スマホだけでなく、PCやアレクサでも読み上げ機能は使えますから、使い勝手は良いですね。

ただし、小説などはオーディオブックで聴いた方が確実に面白いでしょうし、両者を使い分けるのが賢い使い方だと思います。

まずは、Kindle読み上げ機能と、オーディオブックの両方を実際に試してみてください。

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