この記事では、大人気バタフライチェアの元祖、BKFチェアについて詳しく紹介しています。
目次
【BKFチェア】大人気バタフライチェアの徹底レビュー!
BKFチェアとは?
インテリア好きの人なら、一度は見たことや聞いたことがあるのではないでしょうか?
この椅子は『BKFチェア』と言います。
『バタフライチェア』とも呼ばれたりもしますね。
最近はさまざまなメーカーより、同じような形状のバタフライチェアが販売されていますが、BKFチェアはクオリティや歴史など、どれをとっても一線を画す存在です。
BKFチェアの由来
BKFチェアは、1983年に3人のアルゼンチン人デザイナーによってデザインされ、3人の頭文字からBKFチェアと名付けられました。
1983年から現代に至るまでずっと愛され続けている歴史のある椅子です。
ちなみに、BKFチェアはニューヨークの近代美術館MOAに展示されている椅子でもあり、そのデザイン性は世界に認められています。
BKFチェアの特徴
BKFチェアの特徴は、上質なレザーと素晴らしいデザイン性です。
現在、BKFチェアの製造を担っているのは『Cuero』という会社です。
レザーはベジタブルタンニングで時間をかけて作られた超ハイクオリティなものを使用しています。
そんな贅沢な本革が、大きな蝶が羽ばたくような形状に仕立てられ、本当にかっこいいの一言です。
脚の部分はコンパクトにまとまっていて、レザーの良さを最大限引き出すようなデザインになっています。
スチールは中まで中身のある高級感のあるスチールで、よくある中が空洞の脚とは全くの別物です。
ハンモックのような、体全体を包み込むような座り心地は、他の椅子にはない唯一無二な座り心地。
レザー背面の質感も素晴らしく、後ろ姿も美しく見えるようになっています。
BKFチェアを実際に使ってみた感想
特に気に入っている点は大きく4点あります。
- おしゃれなデザインでインテリア性が高い
- 座り心地が最高
- 耐久性に優れていて、経年変化を楽しめる
- 組み立て式で移動が楽
それぞれ解説していきます。
おしゃれなデザインでインテリア性が高い
BKFチェアは本当にデザインが素晴らしいです。
お部屋にBKFチェアが1脚あるだけで、おしゃれなお部屋になってしまうほどの力があると思っています。
ACUTASなどのインテリアショップに展示されていることもありますので、興味がある人は実際に見に行ってみてください。
サイズは、高さ900・幅850・奥行900mmで1人用の椅子としては結構大きめなので、インテリアのメインアイテムとしての存在感は抜群です。
サイドテーブルやスツールなどを隣に置いてもおしゃれですね。
座り心地が最高
みなさんが気になっているであろうBKFチェアの座り心地ですが、まさに『本革のハンモック』と言う表現がぴったりです。
しっかりとしたレザーが身体全体を包み込みます。
(ただし注意してほしいのは、厚み12mmの本革を使用しているので座り心地としては硬め。フカフカのソファーのような座り心地とは異なります。)
また、色々な座り方ができるのも特徴。
あぐらをかいたり
斜めに座ったり
ハイバックなので頭を預けることもできます。
自分の好きな体勢で座れるのがいいですよね。
BKFチェアに座って読書をしたり、ブログの執筆をしたり、ゆっくりコーヒーを飲んだり、最高のパーソナルタイムを満喫しております。
ちなみに、シープスキンとクッションを合わせるとさらに座り心地が良くなります。
寝落ちしないように注意が必要かもしれません。
耐久性に優れていて、経年変化を楽しめる
BKFチェアは本革なので、クッションのようにヘタレるということがありません。
よって耐久性が高く、長く使うことができます。
また、本革特有の経年変化も楽しめますので、使えば使うほど愛着が湧いてくる、そんな椅子となっております。
仮に傷がついてしまったとしても、それもいい思い出となることでしょう。
私も今後は経年変化も楽しんでいきながら、一生大切に使っていきたいと思っています。
組み立て式で移動が楽
BKFチェアは、組み立て式です。
こんな感じで届きます。
ちなみに、組み立て方は結構簡単です。
脚のスチールの部分は、ゴムで連結しています。
折りたたみ椅子のように一瞬で小さくできるわけではありませんが。引っ越しの時などは、分解してコンパクトに運ぶことができるのがメリットです。
また、ソファーのように重すぎることもないので、女性1人でも手軽に移動が可能です。
インテリアの模様替えもしやすいですよ。
BKFチェアのデメリット
- 立ち上がる時に後ろ脚が浮く
- お手入れが必要
- 値段が高い
立ち上がる時に後ろ脚が浮く
BKFチェアに座っている状態から立ちあがろうとすると、後脚が少し浮きます。
立ち上がる時に前脚に重心がかかるので、それで後脚が浮いてしまうんですね。
最初は注意が必要ですが、慣れてしまえば全く気になりません。
お手入れが必要
BKFチェアは本革を使用しているので、大切に使いたい場合は定期的にメンテナンスをすると良いでしょう。
とは言っても、面倒な作業は必要なく、お手入れは非常に簡単です。
具体的には、1年に1回くらいレザー用のクリームを馴染ませてあげる程度で良いと言われています。
ソファーなどよりも、遥かにメンテナンスは簡単だと思いますからデメリットというほどではないですね。
丁寧にメンテナンスをして経年変化を楽しみましょう。
値段が高い
もうこれは仕方がありません。
生産数が限られているので、どうしても高価になってしまいます。
逆に言えば、価値が下がりづらく、資産になるという見方をすることもできます。
インテリアではメリハリが大事なので、力を入れる部分と、そうでない部分に変化をつけるとおしゃれなインテリアになりますよ。
パーソナルチェアだからこそ、あえて贅沢をしてみるのもいいと思います。
BKFチェアのラインナップ紹介
BKFチェア MARIPOSA
一番人気で、私も愛用しているものです。
一般的にBKFチェアというと、このMARIPOSAを指すことが多いです。
ラインナップで悩んだら、これ一択ですね。
BKFチェアの実物を見てみたいという人は、ACTASなどのインテリアショップが取扱店になっていますので足を運んでみてはいかがでしょう。
展示品があれば、是非座り心地を確かめてみてください。
通販で購入する場合は、楽天やヤフーショッピングで正規品を購入することができます。
カラーは、ブラック、ブラウン、ナチュラルの3つの中から選べます。
BKFチェア PAMPA MARIPOSA
PAMPA Mariposaは、レザーの厚みが4mmと分厚くワイルドなタイプです。
そしてステッチが2重仕上げになっています。
よりしっかりとした座り心地が好みの人にはおすすめです。
また、限定カラーのグリーンも販売されています。
BKFチェア キャンバス
名前の通り、キャンバス素材でできています。
レザーではなくファブリック素材の方が好きと言う人にはおすすめです。
値段はMARIPOSAの半額以下で購入できます。
BKFチェア Outdoor
BKFチェアをアウトドアで使えれば最高ですが、高級レザーはアウトドアや屋外使用には適しているとは言えません。
アウトドアや屋外でもBKFチェアを使いたい人には、BKFチェア Outdoorをおすすめします。
世界No.1のシェアを誇るマリンファブリックブランド『subrella』社が手掛けています。
屋外使用に最適なBKFチェアです。
キャンプで焚き火を見ながら、この椅子でまったりくつろいでみたいものです…
BKFチェア iceland mariposa
シープスキンで作られているBKFチェアです。
見た目はとても可愛いですよね。
個人的には、普通のBKFチェアにシープスキンを合わせる方が好きです。
BKFチェアに合わせたいアイテム
シープスキン
BKFチェアと是非一緒に使ってほしいのが、シープスキン(ムートンラグ)です。
座り心地がさらに最強になるので、絶対に合わせた方がいいアイテムですね。
冬でもとても暖かく座ることができます。
BKFチェア専用のシープスキンも販売されていますが、高すぎるのであまりおすすめしません。
同等のクオリティのシープスキンが半額以下で購入できますので、以下のものがおすすめです。
本当にモフモフのフカフカで最高のクオリティです。
『関連』本物ムートンラグでおしゃれなインテリア!おすすめの使い方とデメリット
オットマン
オットマンがあると足を投げ出してリラックスできるので、自分だけのパーソナルタイムが捗ります。
BKFチェアと同じ素材の専用のオットマンも販売されていますので、統一感を出したい方にはおすすめです。
専用のオットマンでなくても、クッションやスツールなどをオットマンの代わりにしてもいいと思います。
ピローやクッション
BKFチェア専用ピローも販売されています。
個人的には枕になるものは必須かなと思っています。
専用品を購入する必要はないですが、枕の代わりになるクッションのようなものは欲しいですね。
BKFチェアのリプロダクト品はどうなの?
BKFチェアにはいくつかリプロダクト品があります。
似たようなデザインでかなりお安く購入できますので、リプロダクト品でもいいのでは?と思ってしまうかもしれません。
しかし、BKFチェアに限っては、リプロダクト品を購入するのはおすすめしません。
なぜなら、BKFチェア本体に資産的な価値があるからです。
メルカリなどをみてもらえればわかりますが、BKFチェアは売ろうと思えば結構高く売れます。
もちろん、買った時の値段を上回ることは今の所ありませんが、中古でも良い状態のものなら買い値の70%くらいは回収できるでしょう。
BKFチェアは人気な上、生産数も限られているので入荷待ちになることも多いですから、今後はもしかしたらさらに価値が上がるかもしれませんね。
リプロダクト品を購入するよりも、使わなくなった時に売ることのできる本物のBKFチェアの方がおすすめです。
どうしても安く手に入れたい人は、ヤフオクやメルカリなどで中古を購入するのもありだと思います。
最後に
この記事では、BKFチェアを実際に使った感想を紹介しました。
パーソナルチェアに座って本を読んだり、コーヒーを飲んだりする時間は至高の時間になっています。
上質なレザーを使った、へたることなく長く付き合える椅子というのは素晴らしいですよね。
経年変化を楽しみながら、一生使っていきたいと思っています。
他の人の口コミや評判を見ても、買って後悔している人はいないと思いますので、購入を迷っている人は勇気を出してみてもいいかもしれません。