この記事では、DIYしたクッションフロアを原状回復してみたリアルな感想を紹介しています。
クッションフロアのDIYに挑戦してみたい人の参考になれば幸いです。
目次
賃貸にDIYしたクッションフロアは無事に原状回復できたのか?
DIYしたクッションフロアを原状回復してみた
クッションフロアを賃貸の床にDIYしてから約1年半、とうとう退去の時がやってきました。
クッションフロアを原状回復した様子をご覧ください。
こちらが、実際にクッションフロアを剥がしている時の写真です。
クッションフロアは置くだけで、床に固定していなかったので、剥がすの自体は超簡単です。
(クッションフロアの継ぎ目を裏からマスキングテープで固定していただけ)
クッションフロアの裏側に黒い汚れみたいなものが付いていて少し焦りましたが、
よく見ると元々のフローリングの隙間に溜まっていたゴミや汚れが、クッションフロアについただけでした。
クッションフロアにカビは発生していなかった!
結論、カビは発生していませんでした!
クッションフロアの裏面もかなり綺麗な状態です。
マスキングテープを剥がせば、再利用できそうな感じでした。
元々のフローリングも問題なし
元々のフローリングは全く問題ありませんでしたよ!
リビングだけでなく、カビが発生しやすいと言われている、キッチンや脱衣所でもクッションフロアを使用していましたが、全ての場所で問題ありませんでした。
ちなみに、湿気の多い季節の梅雨は2回経験しております。
クッションフロアを敷いていたおかげで、逆に元々のフローリングを保護することができたと思います。
ちなみに、フロアタイルでDIYをしていたときも、特にカビは発生しませんでした。
撤去費用は発生しませんでした
退去時の立ち会いでも特に指摘されることはなく、余計な退去費用を取られることはありませんでした。
クッションフロアをDIYして原状回復するのは初めてでしたが、今回の経験を通して、賃貸でも問題なく使えることがわかりました。
特に一番心配していたカビの発生はなく、綺麗に現状回復できたのがよかったです。
クッションフロアはなぜカビが発生しやすいの?
クッションフロアはビニールでできているため水分を通しません。
よって、汚れに強く掃除がしやすいというメリットがあります。
しかし、湿度が高い状態が続くと湿気が篭りやすく、カビが発生する原因にもなります。
特にキッチンや脱衣所などの水回りは、湿度が高くなる傾向があるため、カビが発生しやすいと言われています。
クッションフロアにカビが発生するのを防ぐための対策
賃貸の床にクッションフロアをDIYしようとしている人は、以下のことに気をつけてください。
- クッションフロアを貼る前に徹底的に掃除をする
- 常に換気を心がける
- 汚れを放置しない
- 定期的にカビが発生していないか確認する
それぞれ解説していきます。
クッションフロアを貼る前に徹底的に掃除をする
一番大事なのは、元々の床を綺麗に掃除してからクッションフロアを貼ることです。
汚れている場所に蓋をしてしまうとカビが発生する原因になってしまうからです。
逆に、しっかりと掃除をしてクッションフロアを貼れば安心ですよ。
掃除機だけでなく水拭きもして、皮脂の汚れも拭き取ってください。
最後に、アルコールが含まれた除菌シートで床を拭けば完璧です。
面倒ですが一番大事な部分なので頑張りましょう!
常に換気を心がける
クッションフロアを貼った後は、湿気がこもらないように換気を心がけましょう。
そもそも、クッションフロアを貼る貼らないに限らず換気は基本ですね。
湿度が高い季節はエアコンの『除湿モード』を使って湿度をコントロールするのもおすすめです。
汚れを放置しない
クッションフロアに食べ物や飲み物をこぼしてしまったときは、放置せずに素早く掃除してください。
水を弾くため染み込むようなことはないのですが…
クッションフロアの継ぎ目から下に汚れが入ってしまうとカビが発生する原因になります。
当たり前のことですが、汚れたら素早く掃除をしましょう。
定期的にカビが発生していないか確認する
定期的にクッションフロアの端をめくってみて、異常がないか確認すると安心です。
私は原状回復がしやすいようにクッションフロアを床に貼り付けずに使っていました。
クッションフロアを完全に固定しなければ、簡単にめくって確認ができます。
カビが発生していないか確認することができるし、原状回復も確実に行うことができるので、賃貸のDIYにはおすすめの方法ですよ。
クッションフロアの貼り方は以下の記事で解説します。
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クッションフロアにできたカビの落とし方
私の経験では、余程のことがなければカビが発生することはないと思いますが…
もしカビが発生してしまったら、クッションフロアを撤去し掃除をしてください。
カビの生えた部分に、アルコールスプレーを吹きかけ、中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取りましょう。
余程頑固なカビでない限り、落とすことができるはずです。
どうしてもカビが取れない場合は、『キビキラー』などのカビ取り専用の塩素系クリーナーを使うとカビを落とすことができますが…
元々のフローリングを変色させてしまう可能性があるので、使う場合は自己責任でお願いします。
1番の理想は、カビの発生を予防することです。
そうならないためにも、クッションフロアの下を定期的にチェックしてカビが生えていないか確認するのがおすすめです。
まとめ
- クッションフロアを1年半使い、梅雨を2回経験したけどカビは発生せず綺麗に原状回復できた
- クッションフロアを貼る前には徹底的に掃除をする
- 換気をして湿気を溜めない
- 定期的にクッションフロアをめくって確認すると安心
クッションフロアはコストを抑えてお部屋をおしゃれにしてくれる素晴らしい床材です。
DIYに挑戦したいけどカビや原状回復で躊躇している人は、クッションフロアをめくって確認できる方法でDIYに挑戦してみてください。
使用していたクッションフロア
- 壁紙屋本舗:大理石柄クッションフロア
- 型番:SHM-11122(旧HM10108)
- 色:ビアンコ
必要数の目安
1畳で2m(6畳の部屋なら12m)
※部屋の間取りによっても異なります。
【Q&A】クッションフロアに関するよくある質問
Q. 賃貸でもDIYできますか?
A. できます。
ただし、原状回復ができるように注意する必要があります。
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Q. クッションフロアは置くだけでも使えますか?
A. 使えます。
貼り付けた場合に比べて完成度は劣りますが、原状回復は圧倒的に楽です。
家具などである程度抑えられるのでずれる心配もないでしょう。
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Q. 原状回復した時にカビが生えていないか心配です。
A. クッションフロアは透湿性が低いのでカビが生えやすいのは事実でしょう。
しかし、注意していれば大丈夫です。
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Q. クッションフロアは何メートル購入すればいいですか?
A. あくまで目安ですが…
90cm巾のクッションフロアの場合、1畳あたり2m必要です。
6畳の部屋にDIYする場合は12m購入しましょう。
180cm巾のクッションフロアの場合、1畳あたり1mを目安に購入してください。
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Q. クッションフロアの選び方、おすすめを教えて。
A. 初心者には取り扱いが楽な幅90cmのクッションフロアがおすすめです。
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